【趣旨・背景】　
　昨今、DX推進のなかでインターネットがビジネス基盤となるなか、サイバーインシデント（事故）が日に日に顕在化しています。またランサム（身代金型）ウエアの被害も増大し、今や経営を揺るがすまでになっており、もはやIT部門だけでの対応は不可能となっています。
　このことは、地域医療を担う医療機関も例外ではなく、今や医療機関全体でサイバーリスクに対処する必要があります。一旦、医療機関がセキュリティを破られると、医療データのみならず事務機能も深刻なダメージを受け、たちまち医療機関自体が経営危機に陥るだけでなく、地域医療全体が機能不全に陥るなど深刻な事態に陥ることが懸念されます。
　国からも最新の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン6.0」が示され、一定規模の医療機関には専任の責任者を置くことが求められておりますが、いまだ医療機関においては十分な対応ができていない状況です。
　こうしたことから、医療機関や自治体、関係企業の経営層向けに意識すべきポイントと体制に関するセミナーを開催します。