多くの先進国で高齢化が進む中、最重要課題と言える健康寿命延伸のため、日本及び英国では、バイオデータを活用した『個別化医療』だけでなく『予防医療』研究が進んでいます。 今回は、英国民50万人分のバイオメディカル・データを有するUK Biobank サー・ロリー・コリンズ教授、希少疾患・がん患者を対象とした「10万ゲノムプロジェクト」を実施するGenomics Englandからジェームス・デゥボフ博士に英国のバイオデータの活用についてオンラインにてご講演頂きます。 日本からは、ライフサイエンスの集積地である大阪で、バイオバンク・システム構築をリードする国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 中村祐輔理事長、子供から高齢者にかけての生涯健康支援を目指し、地域住民を対象としたコホート研究に従事する国立循環器病研究センターから小久保喜弘部長にご登壇頂きます。 日英のバイオデータ活用、そして企業との連携について最新情報を得るまたとない機会です！奮ってご参加ください。

【主催】英国大使館・英国総領事館 共催：バイオコミュニティ関西（BiocK）、関西医薬品協会、LINK-J
【協力】NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議、公益財団法人 都市活力研究所

【登壇者】
小久保 喜弘氏 （会場参加）
国立循環器病研究センター 健診部特任部長 グラスゴー大学 School of Cardiovascular & Metabolic Health 客員教授 講演「A cohort study of urban residents for lifelong health support: The Suita Study Family」

中村 祐輔氏 （会場参加）
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長 講演「Medical Biobank System with Real-time and Real-world Clinical Information」

サー・ロリー・コリンズ教授 （オンライン参加）
UK BioBank Principal Investigator兼CEO オックスフォード大学 Head of Nuffield Department of Population Health 講演「UK Biobank: scale, depth, duration … but, most importantly, accessibility」

ジェームス・デゥボフ博士 （オンライン参加）
Genomics England Strategic Partnerships Director 講演「Genomics England – evolving genomic healthcare and accelerating genomic research in cancer and rare disease」

坂田 恒昭氏（モデレーター） （会場参加）
大阪大学共創機構 特任教授 バイオコミュニティ関西 副委員長兼統括コーディネーター

小林 博幸氏 （パネリスト） （会場参加）
塩野義製薬株式会社 イノベーションフェロー

【プログラム】
16時00分～16時10分 開会挨拶
16時10分～17時10分 日本側プレゼンテーション
17時10分～18時10分 英国側プレゼンテーション
18時10分～18時20分 英国政府プレゼンテーション
18時20分～18時50分 パネルディスカッション、Q&A
18時50分～19時30分 懇親会

【お問合せ】英国大使館・英国総領事館 lsinvestinuk.jp@fcdo.gov.uk