【主催】
LINK-J
開催終了
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会場参加
大阪大学×LINK-J「先輩女性研究者が後輩女性研究者をエンカレッジする!」
日時 | 2023/11/16(木) 16:00 〜 18:30 | 開催場所 |
ライフサイエンスハブウエスト
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〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビルディング4階 |
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定員 | なし | 参加費 | 無料(要事前登録) |
申込締切日 | 2023年11月16日(木) |
概要
日本の女性研究者の割合は年々緩やかな増加傾向にありますが、諸外国と比較すると未だ少数に留まっています。そこでLINK-Jでは「先輩女性研究者が後輩女性研究者をエンカレッジする!」と題し、女性研究者の先生方が一堂に会するイベントを開催します。
本イベントは大阪大学を中心とした先輩女性研究者の先生方にご登壇いただき、今までの研究の歴史や苦労した点、楽しかった点などをお話いただき、後進の研究者の皆様をエンカレッジいたします!
奮ってご参加ください。
【プログラム】
16:00-16:05
オープニング
16:05-16:25
女性研究者としての遺伝子の時代の70年
大塚 榮子 氏
北海道大学名誉教授、産総研名誉フェロー
16:25-16:40
女性の研究者が変化をもたらす、それがなぜ重要なのか
山本 ベバリー・アン 氏
大阪大学 副学長・理事
16:40-16:55
外資系企業からアカデミアまで:異分野融合研究の面白さ
岡田 眞里子 氏
大阪大学蛋白質研究所 教授
16:55-17:10
量子化学で生命現象を観る!~毎日わくわくがとまらない
福澤 薫 氏
大阪大学大学院薬学研究科 教授
17:10-17:30 パネルディスカッション
モデレーター:
坂田 恒昭 氏 大阪大学共創機構 特任教授
水沼 未雅 氏 Craif株式会社 最高執行責任者 ※LINK-Jサポーター
パネリスト:ご登壇の先生方
17:30-18:30
ネットワーキング(※現地のみ)
【登壇者】
大塚 榮子 北海道大学名誉教授、産総研名誉フェロー
北海道札幌市出身。1963年北大大学院薬学研究科博士課程修了後、ウィスコンシン大学博士研究員として酵素研究所コラナ研究室に留学遺伝暗号決定、遺伝子合成の研究に参加した。1966年北海道大学薬学部助教授、1976年大阪大学薬学部助教授、1984年から1999年北海道大学薬学部教授。1986から4年間大阪大学細胞工学研究所客員教授。RNAの化学合成、がん遺伝子の構造と機能の研究を行う。1994年に「核酸の合成と機能に関する研究」で日本薬学会学術賞、1996年に「核酸の合成と機能に関する研究―合成ras 遺伝子関連の研究を中心として」で日本学士院賞を受賞。1999年北大名誉教授。2000〜2004年産業技術総合研究所にフェローとして勤務、2004〜2008年北大監事として勤務。2006年産業技術総合研究所の第一号名誉フェローとなる。2020年から日本学士院会員。
山本ベバリー・アン 大阪大学 副学長・理事
イギリスのロンドンに生まれ、ロンドン大学(当時Bedford College)から社会科学・社会政策の学士を取得した。2000年英国・国立シェフィールド大学大学院社会科学研究科から東アジア研究分野の博士号(Ph.D.)を取得。1987年に初めて来日した。2006年に大阪大学大学院人間科学研究科講師で着任し、その後准教授、教授のほか、大阪大学ユネスコチェアGlobal Health and Educationチェアホルダーなどを歴任し、2023年4月から大阪大学の理事。副学長に着任し国際(教育)の担当。専門分野は教育と医療社会学、特に教育の国際化、性教育、学校におけるヘルス・プロモーション、医療と患者・市民参画をテーマとする。現在代表としてオックスフォード大学と共に「ヘルスケアにおけるAIの利益をすべての人々にもたらすための市民と専門家の関与による持続可能なプラットフォームの設計」として、日本の科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)および英国の経済社会学研究会議(ESRC)によってのプロジェクットをリードをしている。
岡田 眞里子 大阪大学蛋白質研究所 教授
東京農工大学卒業後、ノボ・ノルディスク バイオインダストリー株式会社、カリフォルニア大学デイビス校、理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター(GSC)、統合生命医科学研究センター(IMS)チームリーダー、京都大学化学研究所客員教授を経て、2016年より大阪大学教授。2022年より大阪大学蛋白質研究所長を務める。この間、日本生物物理学会理事や日本学術会議連携会員・会員などを歴任し、文部科学大臣表彰科学技術賞などを受賞。システム生物学および生化学を専門とし、疾病機序理解のための遺伝子ネットワークの数理モデル基盤構築を行っている。分子や細胞を対象に、実験、数理モデル、オミクスの情報解析を用い、がんや免疫、老化を対象に、制御メカニズムの解明に取り組む。 また、2022年からは、大阪大学 ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(PRIMe)の副拠点長として、疾患デジタルツインの開発に貢献している。
福澤 薫 大阪大学大学院薬学研究科 教授
1995年 立教大学理学部化学科卒業。立教大学大学院在学中に米国ジョージア州立大学および米国エモリー大学に留学。2000年 立教大学大学院博士後期課程 単位取得退学、2001年 東京大学 博士(工学)。
2000年みずほ情報総研株式会社入社、2014年 日本大学松戸歯学部助教、2016年 星薬科大学 准教授を経て2022年より大阪大学薬学研究科 教授。2020年より東北大学工学研究科 特任教授を兼任。
専門分野は、量子化学、計算生命科学、創薬計算科学。コンピュータを使って薬をつくる研究をしている。
坂田 恒昭 NPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議 副理事長、大阪大学 共創機構 特任教授
1979年大阪大学大学院・理学研究科・生理学専攻修了、同年塩野義製薬株式会社中央研究所入社 主にバイオ医薬品研究開発に従事。その後ゲノム創薬研究を経て、2000年より同社において産学連携、オープンイノベーション活動を指導した。特に2007年よりシオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)を世界で初めて立案し、実行した。毎年100件以上の応募があり、今では製薬企業のデファクトとなっている。また、FINDSの国際版としてShionogi Science Program (SSP)を平成21年よりスタートし、日、英、伊、豪、ニュージーランド、ドイツ、蘭、ルクセンブルグ、ベルギー、デンマーク、仏、アイルランドの12か国で展開している。2021年退職。 現在大阪大学共創機構特任教授、徳島大学産学官連携推進部・客員教授、JST研究開発戦略センター ライフサイエンス・特任フェロー、産業技術総合研究所・バイオメディカル研究部門・顧問などを兼務している。2014年大阪府薬事関係功労者知事表彰(薬学研究)される。専門は分子生物学、創薬イノベーションであり、日本初の革新的な技術の発掘に努めている。
水沼 未雅 Craif株式会社 最高執行責任者、わたし漢方株式会社 取締役 ※LINK-Jサポーター
京都大学薬学部卒業、東京大学大学院 薬学系研究科にて博士号(薬学)取得、薬剤師。 2013年-2014年、アストラゼネカ株式会社のメディカルアフェアーズ部門にて、新製品の上市準備チームにてメディカル戦略策定、エビデンス構築に従事。
2014年-2017年、マッキンゼー&カンパニーのヘルスケアプラクティスにて医薬品・医療機器分野の新製品戦略や新規事業戦略策定、組織改革等のプロジェクトに従事。
2017年にわたし漢方株式会社を創業、チャットボットを使用したオンラインカウンセリング医薬品販売サービスを立ち上げ。
2019年 Icaria株式会社(現Craif株式会社)に参画、エクソソーム捕捉ナノデバイスの研究開発と事業開発を推進。
【参加方法】
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【お問い合わせ先】
LINK-J E-mail:contact@link-j.org