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委員長
澤⽥ 拓子
(関西経済連合会ベンチャー・エコシステム委員会 委員長)
社会課題の解決に向けて多くの方々が関西に集い、世界に向けて発信できるようにしたい。
バイオコミュニティ関西(BiocK)委員長を務めております塩野義製薬の澤田でございます。BiocKは関西を拠点にバイオ分野における究極のエコシステムをつくることを目標に持続可能な社会実現のためにバイオファーストの発想を広げ、国際都市型バイオコミュニティの形成を目指すものです。BiocKではCOVID-19により生じた科学技術の革新を含む破壊的イノベーションが究極のエコシステム(多数の企業を巻き込んだ産産学官連携)によりもたらされたことをトリガーとして、民が主導し、産産学官連携を行うことによりエコシステムを誘発し、関西から社会課題の解決を進めて行きたいと考えています。その結果として、エコシステムに関わる全ての関係者の成長を通じて、日本に成長をもたらすことができれば、関西のバイオクラスターとして海外に伍して行くことも可能となります。
エコシステムを機能させる上での課題はまだまだ数多く存在していますが、社会課題の解決に向けて多くの方々が関西に集い、世界に向けて発信できるようにしたいと考えております。既に企業主導の課題解決型の分科会やスタートアップ支援分科会、デジタル分科会や共創の場、さらには多くのアカデミアや自治体の参画を得ております。国、自治体、アカデミア、スタートアップ、中小企業、大企業がそれぞれの強みを持ちより、共通の課題を解決して新たなビジネスを起こすためのネットワーキングの場としても活用して頂くことが可能です。
社会課題の解決やエコシステムにご関心のある方は是非ご一緒に関西から世界へ羽ばたきましょう。
副委員長
諸冨 隆⼀
(関西経済連合会ベンチャー・エコシステム委員会 副委員長 / 関西経済同友会関西ブリッジフォーラム委員会 委員長)
研究開発から事業化までのバリューチェーンを構築し、関西のイノベーションエコシステムをより強固なものに。
バイオコミュニティ関西(BiocK)副委員長を務めております阪急阪神不動産の諸冨でございます。バイオコミュニティ関西は、国際的な都市型バイオコミュニティを形成することを目的に設立いたしました。本会は2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会実現をめざし、環境、エネルギー、ヘルスケアなどの分野での地球規模の社会課題の解決に取り組んで参ります。具体的には「分科会」という志を同じくする自由参加型オープンイノベーション・コンソーシアムを組成・運営することで産業界を中心に複数のバリューチェーンを持ち寄り、新しい技術やルールを創造し、そこで得られた成果を皆で享受することを企図しております。
すなわち、分野ごとに研究開発から事業化までのバリューチェーンを構築し、それが継続的に機能するようなコミュニティを形成することで関西のイノベーションエコシステムをより強固なものにできればとも考えております。
すでにいくつかの企業を中心に指導力を発揮いただき、分科会活動がスタートしておりますが、今後新たなテーマにより様々な活動ができるよう取り組んでまいります。
どうかより多くの皆様方のご参加ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
副委員長兼統括コーディネーター
坂⽥ 恒昭
(NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議 副理事長 / 大阪商工会議所ライフサイエンス振興委員会 副委員長 / 全国バイオコミュニティ連絡会 会長)
関西におけるバイオの歴史と実績に培われたイノベーションの素地をさらに高め、関西を世界から認知されるバイオ拠点に。
バイオコミュニティ関西(BiocK)副委員長兼統括コーディネーターを務めております⼤阪⼤学の坂田でございます。内閣府のバイオ戦略2019および2020で提唱されたグローバルバイオコミュニティを関西圏で立ち上げるため、様々な関係者にご相談させていただき、多くの皆さまのご協力をいただいて、2021年7月に「バイオコミュニティ関西(略称BiocK、バイオック)」を設立しスタートすることができました。20年以上にわたり多くのバイオ関連団体にかかわり、産官学連携強化に向けて活動してまいりましたが、従来のサイロ型オープンイノベーションから進歩させ、様々な拠点を複数連携させて、今こそ真のネットワーク型オープンイノベーションを進める必要性を強く感じています。関西におけるバイオの歴史と実績に培われたイノベーションの素地をさらに高め、関西が世界から認知されるバイオ拠点となるような取組みを進めていきたいと考えています。
BiocKは、種々の社会課題を解決するために、主に産業界が中心となり、官と学にサポートいただく形をとっています。大阪は商工業の中心地として民の力で公の事業を支えてきた「タニマチ文化」の歴史があります。京都はアカデミアと伝統文化が融合する都市として、また、神戸は先進的で異国情緒漂う港町として知られています。この3都市、府県だけではなく周辺の地方自治体やバイオ拠点にもご協力を仰ぎ連携しながら、イノベーションが絶え間なく生まれるコミュニティをつくっていきたいと考えています。
今後とも更なるご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。