お知らせ
フードロス分科会近況
当該拠点は、JST共創の場、形成支援プログラムの「革新的低フードロス共創拠点」を育成型から本格型へ昇格させることを2022年度の目標としました。
活動としては、「生産・加工・保管・流通・消費」に係るフードロス削減のため概念実証のための予備実験を行うと共に拠点構想に賛同する企業の参画を促すことを目的とした研究課題ワークショップ、国際シンポジウムの開催、そして研究活動のアウトリーチを努めました。
具体的には、6月にエキスポシティで開催された大阪大学共創DAYや7月に関西万博関連イベントでブースを出展したり、また在阪のラジオキー局で4回に渡り拠点紹介と消費ロス削減を中心にエシカル消費を啓蒙することが出来ました。
私たちのアウトリーチ以降、食品関連以外の大手自動車メーカーや家電メーカー、電子部品メーカー、他に九州や四国の高校生からも問合せがあり、当該拠点を知って頂く機会が増えてきています。
また、10月にはインドネシアの果物卸市場、パパイヤの生産地、マグロの漁獲地、エビの養殖場へ視察に行き、実際の現場の人たちとの意見交換を通して、フードロスの現状把握を肌で感じることが出来ました。
これらの知見を当該拠点の新鋭技術に活かしてこれからも幅広く活動してまいります。